片付けてもすぐに散らかる子どものおもちゃ。せっかくだから、片付けが楽しくなるおもちゃ箱兼ベンチシートをDIYしませんか?今回は、「切る」「組み立てる」「取り付ける」というDIYの基本ステップが学べる簡単レシピをご紹介します。初めての方もぜひ挑戦してみてください。
材料(1台分)
●側板…2枚
●背板(ランバーコア合板18mm)…1枚
●底板(ラウン合板9mm)…1枚
●前板(杉)…1枚
●蓋用板(杉)…1枚
●脚…4個
●蓋の板を固定するための桟…2個
工具・その他
●電動ドライバー
●サンドペーパーor電動サンダー
●木工用接着剤
●ステンシルシート
●マスキングテープ
●水性塗料(お好きな色)
●ステイン剤
作り方
STEP1
背板と側板をビスで固定し、コの字型に組み立てます。
STEP2
ここに被せるように底板を取り付け、ひっくり返して前板も同じように取り付けていきます。
この時、上から順番に板をビスでとめてください。無垢材の杉のため、数ミリサイズの違いがあるので、下から取り付けると上がキレイに揃わなくなります。今回は下に脚を取り付けるため、前板の下の長さは揃わなくても大丈夫です。
STEP3
蓋の板を並べて、写真の位置に木工用接着剤で固定。さらにビスで固定し、突き合わせて1枚の板にします。
STEP4
木目の向きに合わせてサンダーをかけます。
STEP5
お好みのデザインにステンシル。
お好みのデザインのステンシルシートをマスキングテープで固定して、筆を使って塗料を上から叩くようにつけていきます。今回は、白の水性の塗料をつかしました。塗料のつけすぎに注意してください。
STEP6
ステンシルの上からステイン剤を塗布します。
STEP7
蝶番を本体のボックスの背板上部と蓋の内側で固定し、蓋を取り付けます。脚は木工用接着剤で固定してから、ボックスの内側の底板からビスでとめます。これで完成!
DIYのポイント
板をカットする時に、のこぎりを使うのは難しそう…という方は、ホームセンターの木材カットサービスを利用してみましょう。
また、小さいお子さんのおもちゃ箱にする時や扉が重たい場合は、ソフトダウンステー(※)を使うと蓋がゆっくり閉まるので安全です。
※ソフトダウンステー:自動ブレーキ装置が付いた扉を支えるための金具。ホームセンターで入手できます。