コロナ拡大後、2度目のGWが始まります。いつもなら旅行や帰省などで忙しい連休ですが、今年はおうちで楽しい時間を過ごしましょう!
家の第一印象を決める玄関を少し変えて、気分をリフレッシュしてみませんか?ビギナー向けのDIYリノベーションとして人気を集める「ペイントリメイク」で、玄関のシューズボックスのリノベに挑戦。初めてでちょっと不安…という方のために、DIYの工程はもちろん、気をつけておきたい注意点もまとめました。参考にしてみてくださいね。
材料
●プライマー塗料
●アイアンペイント(色:ライトゴールド)【ターナー】
●ミルクペイントforウォール(色:ニュースペーパー)【ターナー】
●電動ドライバー
●紙ヤスリor電動サンダー
●ローラー、刷毛、スポンジ、布
手順
ペイントリメイクするのは、こちらのシューズボックスです。最初は左の写真のように全面が白い塗装でしたが、数年前、DIYで右のようにブルーの塗料と合板でリメイクしました。
今回はお部屋に合わせた色を使い、ペイントリメイクしていきたいと思います!
STEP1
扉を外して、軽く電動サンダーをかけて布でしっかり拭き取ります。表面を電動サンダーや紙ヤスリでやすることで、塗料が付着しやすくなりますよ。
STEP2
プライマー下地剤を塗り、しっかり乾いてから、ローラー、刷毛、スポンジを使って塗装していきます。
今回の色は「ニュースペーパー」を3度塗りをしましたが、ムラが出ていなければ2度塗りでもOKです。
STEP3
扉を元に戻します。
STEP4
取っ手はアイアンペイントのライトゴールド色でリメイク!
STEP5
最後に取っ手を取り付ければ出来上がり!
DIYのポイント
ペイントする場所
電動サンダーをかけると木粉が舞います。ホコリや木の粉がペイントしている表面に付着するのを避けるため、サンダーをかけた部屋ではない場所で塗りましょう。
下地の処理
既成の家具を初めてリメイクする場合は注意が必要です。
◆ウレタン塗装
◆メラミン塗装
◆ニス・ワックス塗装を施してある木製家具
◆ステンレス
◆プラスチック
◆ガラス
上記の家具は、水性アクリル塗料を塗っても定着しづらく、爪でこするなど少しの衝撃で塗装が削れてしまうことも。
これらの家具には、表面の塗膜がしっかり剥がれるまで電動サンダーで削る、もしくはプライマー下地剤を塗ってからペイントしましょう。
ニスやワックスであれば電動サンダーで削りやすいですが、ウレタン塗装やメラミン塗装はかなり塗膜が厚いので大変です。
木目を生かすステインやワックス塗装をしたい場合は頑張って削ることもありますが、しっかりと着色するペイントリメイクの場合は、プライマー下地剤を塗るのがおすすめです。
ペイント道具
面が広い場合は、ローラーがイチオシ!細かい場所には、ハケやスポンジを使います。1度目はムラができると思いますが、2度目でかなりキレイに塗れます。
それでもムラがある場合は、3度目はほんの少しだけ水性塗料を水で薄めて塗ると、ムラが消えやすいです。
2度目、3度目は、表面がしっかり乾いているのを確認してから塗りましょう。
仕上げのひと手間
ムラなく塗れても、表面を触ると少しザラザラすると思います。気になるときは、キメの細かい紙ヤスリでやすると表面のザラザラが取れますよ。表面の凸凹がなくなりなめらかになることで、汚れも付着しにくくなります。
汚れが付着しやすいキッチンなどの水回りに置くものをペイントする時は、上から透明なニスやワックス、ウレタン塗装(ニス)などを使うと、ものによってツヤ感が出てしまいますが、汚れは拭き取りやすくなります。
扉のリメイクペイントにも挑戦!
扉もペイントによってお手軽にリメイクできます。今回DIYするのは、写真の左側の赤い引き戸。ここには『はがせる壁紙RILM(リルム)』の黒板壁紙を貼っていました。
ターナーのミルクペイントforウォールのニュースペーパー色で塗っていきます。この塗料は壁紙の上からそのままペイントOK。表面がマットなので、2度塗りすると黒板塗料と同じ効果があります。
お好みでチョークの文字を書けば完成!
ペイントリメイクは、養生※さえしっかりしていればあとは塗るだけ。作業としてはとっても手軽で簡単なので、ぜひ挑戦してみてください。
※塗料を塗らない(塗りたくない)ところに塗料が付かないように保護すること