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新年を華やかな気持ちで迎えよう!フラワーアレンジメントで作るお正月のスワッグ

住まい

早いもので今年もお正月が目前までやってきました。何かとバタバタしがちな師走ですが、おめでたいお正月をより華やかに迎えるために「お正月のスワッグ(壁掛け)」を作ってみませんか?家族や親戚と一緒に作れば、お出かけしなくても思い出が作れます。親戚が集まって写真撮影をするときにも、華やかな飾りがあれば雰囲気が出ますよね。
今回は扱いやすい造花を使ったスワッグの作り方を紹介!簡単なのでぜひチャレンジしてみてください♪

用意するもの

土台

・トラ柄のプレート(または赤く染めた鍋敷き)
・組ひも(75cm)
・和柄リボン(60cm)
・ダンボール(30×7cm)
・黒い布(32×16cm)
・茶色ワイヤー#26、#24(提げ手用)

飾り

・紅白の水引き
・迎春ピック
・金の枝
・作り物の松
・造花(南天、マム、ダリア、ラタボール、グリーン、シルバーリーフ、カスミソウなど)

工具

・ハサミ
・ペンチ
・キリ
・洗濯バサミ
・木工用ボンド
・アクアグルー
・両面テープ
・テープ

作り方

STEP1:ベース作り

まずはベースを作ります。

ダンボールに木工ボンドを塗り黒い布で包みます。次にキリで提げ手を付ける穴を作って#24のワイヤーを通してください。組ひもを短く切ってワイヤーに付けます。

ベースの縦半分は和柄リボンを重ねるように付けてお正月感をUP。和柄リボンは両面テープで留めますが、全面に貼る必要はなく、飾った際に上になる部分だけ貼れば十分です。

STEP2:装飾作り

松、マム、ダリアなどを#26のワイヤーを使って束ねていきます。少し余裕を持たせるように束ねて、花は上向き120度くらいにすると壁に掛けたときに綺麗な広がりになりますよ。

また、シルバーリーフやグリーンを同じく#26のワイヤーで束ねると、見せたくない部分を隠せるのでおすすめです。南天や余ったグリーンは下からワイヤーに差し込んで、下にもお花が流れているような形にできればGOOD。

STEP3:ベースと枝をドッキング!

作った装飾やトラ柄のプレートを一旦ベースに重ね合わせて、全体のバランスを確認。気になるところを調整した後、ワイヤーを使って装飾を金の枝に結びつけます。次にトラ柄のプレートもワイヤーで取り付けます。このとき、装飾がズレないように括り付けることがポイント。

できた装飾はもう一度ベースに重ねて、ワイヤーを通すための穴を2箇所決めて、キリで穴を開けます。そして、ベースの後ろからワイヤーを通して装飾を括ります。ラタボールや迎春ピックなど、その他の装飾はアクアグルーを付けて差し込むか、ワイヤーで括り付けていけばOKです!

ワンポイント

ドッキングする際はトラの顔を隠さないようにしましょう。

STEP4:最終調整

紅白の水引で動きや流れを付けます。紅と白の境目を折ってアクアグルーを付け、花材の中に差し込みます。そして流れを作ると、和柄のテープでベースに留めれば完成です!

お正月に飾る植物や色にはそれぞれ意味があります。松は歳神様に降りて来て頂く目印(依代)として、また竹は強い生命力の象徴です。色には「日本の赤は魔除け、白は純真無垢、金は豪華さ」など、その意味を考えながら作ればより興味深く、お子様にもお伝え出来ますね。華やかな気持ちで、来年の幸せを願いながら、あったかいおうちで作れるのも魅力ですよ。

装飾などはもちろんオリジナルで作ってもOK。家族でお正月の思い出作りを楽しみましょう!

監修
フラワーデザイナー 真宗 優子さん

ダッチスタイルやドイツスタイルを学び、東京の錦糸町で27年目の「フラワースクール ヘクセンハウス」を運営。企業や専門学校などへ出張レッスンも行っている。
https://hexen.co.jp/