家は、縦の空間を生かすことでより可能性が広がります。1階でも2階でもない、0.5階といえるスキップフロアを設計すると空間が立体的になり、さまざまな表情を見られるように。今回は「段差」があるからこそ体感できる暮らし方を紹介します!
室内にいながら外使いも。便利なインナーテラス!
ダイニングと外を繋ぐ土間感覚のタイル張り屋内テラス。室内と室外の機能を併せ持つ空間は使い勝手が抜群です。光を取り込む大きな窓で、明るく健康的なペットのお家に。大型犬も飼える十分な広さがあります。テントを貼れば、室内にいながらアウトドア気分!子どもが喜ぶ非日常の空間を演出できます。
また、外と直接繋がっているから、自転車などの趣味のスペースに使ったり、階段下を有効利用した収納があるので、アウトドア用品をしまっておくのにも便利。タイル張りの床はゴシゴシと洗うこともできるため、汚れを気にせず使えるのも嬉しいポイント。
さまざまな用途に使えるユーティリティーコーナー
洗面室の隣に設置されたユーティリティーコーナーは多目的に活用できます。アイロン掛けなどの家事はもちろん、家計簿をつけるなどのパソコン作業や書類の整理などにも。専用の場所があるとやる気も起きますよね。
広々としたLDKは健康的な生活のアイコンに
1階のLDK、インナーテラス、そして洗面室はシームレスに繋がっていています。スクエアで使いやすいリビングとゆとりのあるダイニングキッチンは、家族の時間のメインフロアに。長方形が4つ並んだ窓が光と風をふんだんに取り入れて明るさも十分。下の2つはすりガラスなのでプライバシー対策も万全です。縦の空間使いが特徴的なこの家ですが、1階は横に空間が広がり開放的で健康的な生活がイメージできます。
あると嬉しい和の要素。1.5階のタタミコーナー
踊り場を広くした1.5階に相当する4.5帖のタタミコーナーは、和洋折衷のセカンドリビング。家族みんなで座り込みながら団欒の時間を過ごす空間としても使えます。また、段差で区切り完全な個室になっていないので、リビングで遊ぶ子供の気配を感じながら作業に集中できる場所に。両角にコンセントを配備している点も、部屋としての機能性をUPさせています。
家族の変化にあわせて使える、スライドドア付きの子供部屋
スライドドアで仕切れる洋室は、1部屋にも2部屋にもなります。子供の成長や巣立ちなど、人数の増減やライフスタイルの変化に対応できる可能性が詰まっています。
小さな子どもの冒険に梯子を掛けて登る秘密基地
2階の洋室から梯子を登ると、円窓が可愛いロフトに。クリスマスやお正月の飾り、浮き輪や水着など、季節限定の物や思い出の品の収納にもぴったり。パパと子どもの「秘密基地」のような使い方もできます。
段差で仕切ることでオンとオフのメリハリを
寝室と書斎を兼ね備えた10帖の洋室。同じ部屋にありながら書斎と寝室の間には階段があり、高低差で仕切られています。
また、透明なガラスの仕切りもあるので、それぞれに独立性が保たれているのも特徴。書斎は仕事の部屋として、家族の自由時間や趣味の生かせる空間として活用できます。寝室は段差と仕切りがあるため、寝室に上がればリラックスタイム、書斎に降りれば仕事の時間、とオンとオフを切り替えやすい構造。同じ部屋の中でもメリハリがつくのでリモートワークにも向いています。
インナーテラス、LDK、タタミスペース、2階の洋室、寝室、ロフトと段差を活かした6層空間の家は、全ての部屋がゆるやかに区切られつつ、各部屋が独立して機能。家族の気配を感じながらも自分の空間を確保できます。
家族全員の成長にあわせてベストな暮らし方ができるだけではなく、リモートワークが多くなるなど、予期せぬ時代の変化にも対応できる可能性を秘めた構造です。
フジ住宅の自由設計は、ご家族のライフスタイルにぴったりの住まいづくりを叶えます。理想の暮らしを描く参考に、ぜひご覧ください。