今年は例年より早い梅雨入りですね。傘の出番が増えますが、お気に入りの傘立てが見つからない!なんて方もいるのでは?今回紹介するのは、100円均一ショップの材料を主に使った、DIY初心者でも簡単に作れるスリムな傘立てです。お気に入りの傘立てがあれば、憂鬱な雨の日でも少しだけ気分が上がりますよ。
材料
木材
●すのこ(100均)…45cm×20cm:4枚
●木材(100均)…45cm×9cm:2枚
●杉板(ホームセンター)…60cm×9cm×13mm(厚み):2枚
●杉板(ホームセンター)…48cm×9cm×13mm(厚み):1枚
塗料
●水性ニス(100均)…メープル、ウォールナット
※色はお好みでOK
※ホームセンターで購入できるウレタンニス等を使用すると、耐久性や耐水性がアップします
飾り(お好みで)
●インテリアブリキボード(100均)…1枚
●ステンシル用塗料(100均)…ナチュラルベージュ
工具など
●電動ドライバー
●ビス
●スポンジ
手順
STEP1
組み立ててから塗装をすることが多いDIYですが、今回は塗装から先に始めます。すのこは細かい隙間が多くて、完成後もスリムな傘立てになるので内側が塗りにくくなるからです。
100均の水性ニスのメープルをスポンジで塗っていきます。ニスは塗膜(塗料が乾燥して固まって膜状になること)ができる塗料ですが、スポンジで塗ることで、薄めに塗料が入ります。メープルを塗り終えたら少し乾燥させ、上からウォールナットのニスを塗り重ねましょう。2色を重ねることで塗装に深みが出て、アンティーク感を演出できます!
2度目の塗装はさっと塗るか、しっかり塗るかで色の濃さが変わるのでお好みの濃さに調整しましょう。
ポイント
木材(100均)45cm×9cmは底板になります。傘の水が滴って濡れやすいので、しっかりと2度塗りしましょう!
STEP2
60cmの杉板は両サイドの側板になります。先ほどしっかりと2度塗りした100均の木材が底板になるようにビスで固定します。
次に、上部にもう一つの100均の木材を横向きにビス留めします。そして仕切りになる48cmの杉板を真ん中に仮置きします。
STEP3
裏面になるすのこ2枚を仮置きします。この時、すのこの真ん中の桟は仕切りの杉板を合わせ、両端は側板と合わせます。そして、ビス留めしていきます。
全て固定できればひっくり返して、表面も同様にすのこをバランスよく配置して、ビスで固定していきましょう。仕切りの板も底から固定し、すのこの真ん中の部分も固定すれば、組み立て完成!
STEP4
組み立てが完成したら、お好みで飾りをつけていきます。今回は100均でも購入できるインテリアブリキボードをビスで取り付けました。ステンシル加工を施しても可愛く仕上がりますよ。
ポイント
ステンシル加工を施す場合、ステンシルの白い塗料が乾いているのを確認してから、組み立て前に使った水性ニスがついたスポンジを軽くポンポンすると、アンティークな風味が増して馴染みますよ!
狭い玄関スペースでも置けるスリムな傘立てが完成しました。傘は6本収納できますよ。
おしゃれな傘立てをDIYすれば、じめじめとして気分が落ち込みがちな梅雨でも少しだけハッピーな気分で出かけられるかもしれません!
※完成後は2日程度しっかりと乾かしてから使ってくださいね。
※傘がびしょびしょに濡れた状態で何日も入れておくと、色移りする可能性があるので気をつけましょう。