毎日使う洗面台は、家族みんなで共有するため細々とした物で溢れがち。とはいえ、掃除用具や洗剤などのストック類もまとめて置いておきたいですよね。今回は整理収納のプロから、乱雑にならない収納方法と掃除が楽になるテクニックを学びます！
排水管の形と位置を確かめてピッタリ収納を
洗面台の下の収納は狭いスペースにも関わらず、水まわりの掃除用具や洗剤のストックなど置いておきたい物が多いですよね。きちんと仕切りを作って、収納物の定位置を決めておかないとどうしても乱雑になってしまい、取り出すたびに探すという作業が生まれます。
さらに厄介なのが、排水管があること。仕切りを作りたいけれど、排水管が邪魔でうまくスペースを活用できないなんてこともよくあります。おすすめの仕切りはファイルボックスや引き出し付きのミニ収納箱ですが、購入する前にどのサイズがハマるのか確認するようにしましょう。
100均やインテリアショップで購入できるファイルボックスには、洗濯洗剤やシャンプー、ボディーソープなどのストック類を。そして、小さい収納引き出しの奥には前髪カット用のハサミなどの使用頻度の少ない物を、手前には歯磨き粉などの小さいストック類を入れます。
小さい物をまとめたい時は、半透明のEVAケースが大活躍。カラフルな物をやんわりと隠してインテリアとも調和しやすく、中に何が入っているかが一目でわかります。
排水管も考慮して、ピッタリの収納が作れました。この時、注意するポイントは、上部に余裕を持たせることです。
ギチギチに詰まっていては取り出しにくいし、片付けにくくなります。
また、洗剤などはセール時に買い溜めしたい気持ちもわかりますが、スッキリとした収納のためにはストックを持ちすぎないことも大切です。
「吊るす」収納でスペース活用＆清潔に
100均でも買える、粘着テープ付きのフックがあれば、狭い洗面台下の収納に新たなスペースを確保できます！
例えば扉裏にフックを付けると、掃除用具を吊せます。掃除用の歯ブラシ、水切りに便利なスキージー、洗濯槽の掃除網など、水まわりで使う物をファイルボックスに仕舞うと、他の物やファイルボックスの底に水分が移ってしまう可能性もあり、不衛生ですよね。吊るしておくと他の物と触れる心配もなく、もし水が滴ってもサッと拭くだけなので衛生的です。
同じ理由で、三面鏡の裏に収納することが多い歯ブラシも吊るして収納がおすすめ。こちらも100均などで歯ブラシ用の粘着フックホルダーがあります。一般的な置くタイプの歯ブラシホルダーは、水が歯ブラシを伝ってホルダーの底が汚れてしまいます。狭い穴の奥を掃除するのはめんどくさいですよね。
それに、棚の拭き掃除をする度にいちいちホルダーを別の場所に移動させないといけません。歯ブラシも吊るす収納にすると衛生的で掃除もしやすくなります。三面鏡の鏡裏には粘着フックとクリップを組み合わせて歯磨き粉を吊るしています。外さずに使えるのでおすすめです。
