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カーテンでインテリアを素敵に、おうち時間をもっと快適に!選び方のポイントとは?

くらし

テレワークなどでおうち時間が増えたことにより、自分の部屋のインテリアを見つめなおし、もっと快適に、おしゃれにしたいというニーズが高まっています。カーテンは室内の大部分を占めますが、とりあえず無難で汚れが目立たないベージュや茶色の無地を選んで結局そのまま使っている…なんて方も多いのでは?カーテンの選び方が分かれば、家具や小物を買い揃えるより断然簡単にお部屋をおしゃれにできますよ!
今回は、インテリアコーディネーターがカーテンの選び方を伝授します。

基本は「同系色」でまとめよう

既製品、オーダー問わず、カーテンの基本は同系色にまとめること。家具や床の色と同系色のカーテンを選ぶと、お部屋に統一感が出るので失敗しにくいと思います。カーテンを無地にすれば「このソファを目立たせたい!」など、見せたい家具がある場合もより印象的に演出できます。
また、好きな色や柄物のカーテンをアクセント的に使いたい場合でも、ソファやクッション、インテリア小物などと同系色柄にすると、カーテンだけ浮いてしまうことなく、お部屋全体に統一感が出ます。

実物を見てみよう

よりお部屋のイメージに合ったカーテンを選ぶには、やはり既製品よりオーダーの方がおすすめ。実物を見ることができると安心です。来場予約できるショールームもありますので、利用してみてください。ショールームで迷ってしまわないために押さえておきたいポイントを紹介します。

色柄だけではなく、機能も確認!

カーテンの生地には様々な機能があります。ドレープカーテン(厚手のカーテン)では、ウォッシャブル(自宅で洗濯可能)・遮光・防汚・防カビ・防炎など。レースカーテンにはUVカット・ミラー(外から室内が透けにくい)・遮熱など、メーカーによって様々な機能が付いています。
機能によってお部屋での過ごしやすさや雰囲気に直接影響するので、気に入った色柄の生地にどんな機能が付いているのか要チェックです!

窓際で生地を透かしてみる!

こちらは見逃しがちなポイントではないでしょうか。テーブルの上で見る雰囲気と、実際に吊るしてカーテンの後ろから光が入った雰囲気は全くの別物になります!特に薄い生地の場合は、光の当たった部分は反射や透け感がキレイに見えるので、サンプル生地を広げて必ず窓際でチェックしてみてください。

手触りや生地感もチェック!

触り心地や生地感も、実物じゃないと確認できないことですよね。織感の強いしっかりしたタイプから、ツルツルとした手触りのもの、ベルベット調の柔らかい生地など、画面越しではわからない風合いもあります。

吊元ヒダのバリエーション

カーテン上部のヒダの摘み方と吊元スタイルにもバリエーションがあります。
ヒダは既製品に多い1.5倍(2つ山)、オーダーカーテンで一般的な2倍(3つ山)の他に、ヒダをとらないフラットなどがあります。それぞれヒダの見た目や生地の使用量が異なり、生地を多く使ってヒダを作る方が、高級な印象になります。

また、カーテンの柄を楽しみたい場合や、ナチュラルな雰囲気が好きな方はヒダのないフラットがおすすめです。吊元スタイル(カーテンを吊るす方法)にも多彩なバリエーションがあるので、生地や色柄に合ったスタイルを確かめてみましょう。

タッセルにこだわって引き締まった印象に

タッセルとは、開いたカーテンをまとめておくアレです。ドレープカーテンを購入した時に付属されているのが一般的で、買った当時のまま気にせずに使っている方も多いのでは?実はタッセルは単体でも売られており、バリエーションもたくさんあります。タッセルを変えるだけでお部屋の印象が違って見えます。お部屋と同系色のシンプルなカーテンを使っていても、タッセルでアクセントを入れるだけで引き締まりますよ。些細なことですが、窓まわりが寂しいと感じたら交換してみてくださいね。

監修
インテリアコーディネーター 堰口留理子さん

高校・大学で建築やデザインを学び、リフォーム会社に就職。営業・コーディネーターとして今までに1000件以上の個人様宅のリフォーム・リノベーションに携わる。その後、インテリアコーディネーターの資格を取得し独立。「理想のライフスタイルにあったコーディネートのご提案」をコンセプトに、ナチュラルでおとな可愛いスタイルの提案が得意。
https://ameblo.jp/interior-ruri