子どもの将来や自身の老後に備えて、銀行や投資信託にお金を預けることが家計における一般的な貯蓄方法です。貯蓄には、他にも様々な方法があります。
今回は女性のお金の専門家が、さまざまな貯蓄方法を紹介するとともに、それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。あなたにぴったりの、上手なお金の貯め方を見つけてください!
一口に貯蓄といっても、預ける“場所”や“期間”などをしっかりと理解していないと、損をしてしまうこともあります。貯蓄を成功させるためにメリットとデメリットをしっかりと把握して、ご自身の生活スタイルに合った貯蓄方法を見つけましょう!
積立預金
積立預金は金融機関にある一定の金額を定期的に預け、金利でお金を増やす貯蓄方法です。定期預金とは違い、制限も少なく解約はいつでも行え、積立てた分の元本は保証されることがメリット。
しかし金利が低いことが、たくさんのお金を増やしたい人にとってはデメリットになる恐れも。
学資保険
学資保険とは、保険会社が販売する子どもの学費を貯めるための保険です。契約できるお子さんの年齢が決まっており、途中で解約すると掛けた分の金額を下回ってしまう場合もあるので、要注意です。
メリットは、子どもの入学でお金が必要な時にまとめてもらえることと、戻り率がやや良いところ。
契約者が死亡した場合は、残りの保険料を支払わなくても契約時に決めた保障額(満期金額)を受け取ることができる『特約』を付けることもできます。
運用で貯蓄(株式投資、投資信託など)
運用で貯蓄する方法は、企業の株をご自身で購入する『株式投資』や、運用のプロに預ける『投資信託(ファンド)』があります。どちらも元本より上回ることも期待できること、『株式投資』であれば“株主優待”という資金以外の副産物を得られることがメリットでしょう。
注意しなければいけない点は、購入した企業が倒産したり、株価の値段が下がったりした場合、元本保障がされないので元本を下回ることもあります。余裕のあるお金で貯蓄することをおススメします。
終身保険
そして意外と知らない方が多い貯蓄方法は、終身保険!
メリットは掛けている途中に死亡した場合は保険金が支払われること。また、支払いの満期日を過ぎてから解約した場合、支払い以上の払戻金があることが多く、老後資金にできる点です。
デメリットは満期より前に解約すると元本割れしてしまいます。
外貨で貯める場合は、為替の相場によって上がったり下がったりするので、両方どちらともメリット・デメリットになります。余裕のあるお金で貯蓄することがおススメです。
さまざまな貯蓄方法をご紹介しましたが、ご自身に合った貯蓄方法は見つかりましたか?それぞれにメリットとデメリットがあるので、今の生活スタイルや今後の人生設計の見直しとともに、検討してみてはいかがでしょう。
より良い人生を送るための参考になれば幸いです。