素足で過ごすことが増える季節、床に落ちたゴミや足裏のベタつきが気になりますね。おうちの大部分を占める床は、掃除するとスッキリ気持ちよくなります。今回は、化学薬品に頼らない、ナチュラルクリーニングのプロに床掃除のポイントを聞きました。基本を学んで、毎日すっきりキレイな床を保ちましょう!
楽しい気分で掃除機を!
まずは当たり前のことですが、床の上に置きっぱなしの「何となく置いている物」を収納するか、処分しましょう。歩きやすく、掃除しやすくするのは基本中の基本です!
そして「いきなり水拭き」は絶対にNGです。なぜならホコリは濡れた物で拭くと、泥汚れになってしまうから。いきなり水拭きは床をキレイにするどころか、より汚くしてしまう原因になるのです。まずは、掃除機を使ってホコリや塵を吸いましょう。
ポイント
掃除機は早く動かすと上手く吸えないので、ゆっくりと動かすのが正解です!どうせ掃除をするなら楽しい気分で、鼻歌でも歌いながら念入りに掃除機をかけてくださいね。
四隅のホコリはハケで掻き出す!
窓のレールなど、掃除機では吸えない細かい場所や、微妙な段差がある場合に活躍するのがハケや筆!サッと掻き出しながら掃除機で吸うとみるみるキレイになります。
四隅や細かい場所がキレイになると、気分もスッキリします。あまり目につきにくく後回しにしがちですが、こまめに掃除をするのがおすすめです。
自然の力を利用してスッキリ
床拭きをするときに、洗剤を使うのはあまりおすすめできません。なぜなら石油製品の洗剤を使うと静電気が発生して汚れを寄せつける原因になるから。そして、弱アルカリ性洗剤の場合も、毎日使用すればワックスが剥げやすくなるからです。
どうしても洗剤を使うときは、薄めてから使いましょう。
床拭きには、水拭きかお湯拭きで十分なんです。気分を変えたいとき、よりしっかりと掃除をしたいときにおすすめなのが「塩」です。塩は弱アルカリ性ですが自然界のものなので、静電気も起こしません。一つまみの塩を入れて拭き掃除をするだけで、よりキレイになって気分もさっぱりします!
スリッパの裏も見逃さないで
せっかく床がキレイになったのに、汚いままのスリッパであるけば台無しですよね。
意外とチェックできていないところがスリッパの裏です。床掃除のついでにスリッパの裏も拭いてあげましょう。
長年使っているスリッパなら、感謝の気持ちを込めて処分するのもありかもしれません。新しいスリッパでキレイな床を歩くと気持ちいいですもんね。
最後は良い香りを漂わせて…
床を水拭きすると、お部屋がパッと明るくなります。掃除をして気分がスッキリしたらご褒美として生花を飾ったり、お気に入りのアロマオイルを焚いてみませんか?五感で幸せを味わうことができておすすめです。
また、その幸せは脳が記憶しやすいので「掃除=気持ちいい!」のパターンが生まれやすく、面倒臭い掃除に取っ掛かりやすくなります。
いつも私たちの足元を支えてくれる床。愛情を込めて拭いてあげてくださいね。