おうち時間を彩るアイテムとしてコロナ禍で人気を集めるアロマオイル。ちょっぴりハードルが高いイメージですが、実は手軽に香りを楽しむことができるアイテムです。香りをより楽しむための方法や、意外と知られていない使用時の注意事項をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
使用シーンに合わせたアロマオイルの使い方
アロマオイルには、さまざま使い方が存在します。オイルをティッシュに落として揮発させて香りを嗅いだり、アルコールや水で薄めてスプレーにしたり、天然塩に混ぜてお風呂に入れたり…。使用するシーンに合わせた使い方をご紹介していきます!
お部屋でリラックス
お部屋で楽しむ際は、アロマオイルをお湯に数滴垂らせば、お部屋に香りを広げることができます。ディフューザーのような機材を使うほか、水で希釈してスプレーボトルに入れるのもおすすめ。
お部屋だけでなく、来客時に玄関などで使用するのもいいですね。
機材を購入する手間を省くなら、マグカップでも楽しめます。熱いお湯をはったマグカップにアロマオイルを2~3滴入れるだけで、部屋に広がるほどではありませんが、優しく香りが漂ってきます。
ただし、洗っても成分が残ることがあるので、専用のカップを用意しましょう。
お風呂で優雅なバスタイム
お風呂場は湿度が高く暖かいので、アロマオイルが広がりやすく、香りをより楽しめることが特徴。浴槽に直接アロマオイルを入れるのではなく、風呂桶などにお湯をはり、アロマオイルを数滴入れるようにしてください。
原液が肌に触れてしまうと、肌が赤くなったりヒリヒリしたりといった影響がでることがあるので、絶対に皮膚にはつけないように注意しましょう。
寝室で質のいい睡眠を
寝室でアロマオイルを使うときには、素焼き石やアロマストーンを使うのがおすすめ。ディフューザーの駆動音が気になる方も、落ち着いて眠ることができます。
使用する枕に1滴垂らすのもよいでしょう。ただこの方法では、枕にシミができる可能性があるので要注意。また、染み込んだアロマオイルが肌についてしまう場合もあるため、枕の裏面に垂らすといった工夫が必要です。
外出先でも気軽に気分転換を
外出先でもアロマの香りを楽しみたいときは、ハンカチやティッシュに数滴垂らせばOK。ハンカチやティッシュならビジネスシーンでも違和感がなく、仕事や勉強の合間に、手軽に香りを楽しめます。
マスクをして外出することが増えた今、マスクに数滴垂らし、スッキリした気分を味わうのもおすすめ。“アロマピンズ”や“アロマペンダント”といった商品もあり、おしゃれをしながらアロマの香りを楽しむこともできますよ。
アロマオイル使用時に注意すべきポイント
アロマオイルを楽しむためには、使用上の注意点をしっかり守ることが大切。ここでは基本的な注意点をご紹介していきます。大前提として、商品のパッケージなどに記載されている注意事項は確認するようにしましょう。
日中の使用に注意!光毒性があるものも
ベルガモット・レモン・グレープフルーツなどの柑橘系のアロマオイルには、光毒性があるため、注意が必要。アロマオイルに含まれる成分が紫外線に反応することで発生し、シミ・炎症などの皮膚トラブルが起こす可能性があります。原液が肌についてしまった場合は、5~6時間は日光を避けるようにしましょう。
使用方法についての注意点
希釈していても痒みや炎症を起こす可能性があるので、アロマオイルを使用するときは、液が肌につかないように注意。飲用は絶対にやめましょう。
また、引火性があるため、キッチンなどで保管する場合は火気の近くに置くのは危険。違和感を感じた場合はすぐに使用をやめ、換気などを行ってください。
またハンカチなどに大量につけると、生地を傷める可能性があるのでご注意ください。
注意すべき保管方法は?
アロマオイルの使用期限は1年程度とされています。商品によって異なるので、パッケージやメーカー発表の使用期限を参考に管理しましょう。
また、基本的に高温を避けた日光・紫外線の当たらない暗所での保管が推奨されおり、夏場は冷蔵庫のような温度が低い場所で保管するのがおすすめです。
さらにあまり知られていないのですが、横にして保管すると蓋を溶かしてしまうこともあるため、立てて保管するようにしましょう。